日本近海を含む北太平洋海域のクロマグロの資源管理を話し合う中西部太平洋まぐろ類委員会の小委員会は4日、日本が提案した30キログラム未満の未成魚の漁獲量を2015年から半減することで参加各国が大筋合意し、閉幕した。
福岡市で開催された小委員会では、クロマグロの資源管理の強化策を中心に議論。これまでよりも規制を厳しくすることで、早期の資源回復を狙う。
具体的には、15年からは太平洋クロマグロの未成魚の漁獲上限を、02~04年平均の漁獲実績から半減する。このほか、30キログラム以上のクロマグロの漁獲量を02~04年平均の実績を上回らないよう努力する。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。