東北電も受け付け中断検討
東北電力の海輪誠社長は25日の記者会見で、再生可能エネルギーの電力を買い取る契約の受け付け中断を検討する考えを示した。これらの電力を優遇する「固定価格買い取り制度」が始まって以降、太陽光発電を中心に導入計画が急増。天候による出力変動に対応できず、電気の安定供給に支障が出る恐れがあると説明している。
再生可能エネルギーでは九州電力が25日から九州全域での契約受け付けを中断しており、問題は各地に広がりそうだ。
海輪社長は中断時期には言及しなかったが、太陽光や風力の伸びに関し「かなり厳しい状況で、対応策の検討を急ぎたい」と述べた。
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