ウクライナ、100万人超が避難
【ジュネーブ共同】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は2日、ウクライナ東部などから国内外に逃れた住民が100万人を超えたと発表した。東部の情勢悪化で急増傾向にあり、UNHCRのグテレス高等弁務官は声明で「地域全体が不安定化する恐れがある」と警告、国際社会に一層の協力を促した。
UNHCRによると、ウクライナ国内で家を追われた住民は1日時点で推定約26万人。8月5日時点は11万7千人だったことから、わずか約1カ月で2倍以上に増加した。大半はウクライナ東部の住民。
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