5日の東京外国為替市場の円相場は、米景気の回復への期待や欧州中央銀行(ECB)の利下げを背景に円売りドル買いの動きが強まり、一時1ドル=105円71銭をつけた。これは2008年10月以来、約5年11カ月ぶりの円安水準。
午後5時現在は、前日比30銭円安ドル高の1ドル=105円24~26銭。ユーロは1円77銭円高ユーロ安の1ユーロ=136円15~19銭。
4日発表の米経済指標が堅調だったことを材料に、米長期金利が上昇。日米金利差の拡大が意識されたため、朝方から円を売ってドルを買う動きが優勢だった。
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