19日午前の東京外国為替市場の円相場は続落し、一時2008年9月以来、約6年ぶりに1ドル=109円台まで下落した。
午前10時現在は前日比25銭円安ドル高の1ドル=108円79~83銭。ユーロは60銭円安ユーロ高の1ユーロ=140円48~52銭。
前日の米株価が過去最高値を更新し、円売りドル買いが優勢となった。英国からの独立を問う住民投票をめぐり反対が優勢と報じられたことも影響。円がポンドに対して売られた動きにつられ、円が対ドルでも値を下げた。
市場では「節目となる109円台を突破したことで、一段の円安加速もあり得る」(外為ブローカー)との声もあった。
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