コンピューターソフトの試用期限を不正解除する「クラックツール」と呼ばれるプログラムをインターネット上で提供していた疑いが強まったとして、福井、栃木両県警の合同捜査本部は10日、不正競争防止法違反(技術的制限手段回避装置の提供)の疑いで、福井県内の少年の逮捕状を取った。11日に逮捕する。捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、少年は昨年10月下旬から今年にかけ、60日となっている事務統合ソフト「マイクロソフトオフィス2013無料体験版」の試用期限を解除する不正プログラムを、自分が運営するブログで紹介、ダウンロードさせていた疑いが持たれている。
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