関西電力との電力供給契約を打ち切り、割安な新電力に切り替えた企業や自治体が相次ぎ、4月1日~8月1日の4カ月間で、前年同期より197件多い1598件に上ったことが6日、分かった。契約電力ベースでは前年同期比約2倍の約33万キロワットの減少で、「関電離れ」が進んだ。
契約を打ち切った件数は、契約電力が50キロワット以上の企業や自治体の約1・4%に相当。関電は「今後の収支にも影響を与える」と危機感を募らせ、利用者に「選ばれるよう努力していく」としている。
関電は昨年4月に企業向け電気料金を値上げし、企業などの離脱は13年度に2987件、計37万キロワット。
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