【ロンドン、ニューヨーク共同】2日のロンドン、ニューヨーク外国為替市場の円相場は、日本の内閣改造に絡んだ思惑や日米金利差の拡大観測を背景に円安が進行、一時1ドル=105円台をつけた。1月10日以来、約8カ月ぶりの円安水準。
米東部時間午前10時10分現在、前週末比92銭円安ドル高の1ドル=104円98銭~105円08銭。ユーロは1ユーロ=1・3116~26ドル、137円74~84銭。
3日の内閣改造の後、安倍晋三首相の肝いりで年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)改革が進み、ドル建てなどの外債購入が拡大するとの見方が浮上。投機的なドル買いを招いた。
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