世界ジオパークに阿蘇認定
世界ジオパークネットワーク(GGN、本部・パリ)は23日、世界的に貴重な地形や地質が残る自然公園「世界ジオパーク」に、熊本県の「阿蘇」を認定した。
カナダの世界ジオパーク「ストーンハンマー」で開催中の国際大会で発表、国内での認定は7例目。
阿蘇の巨大噴火によるカルデラは、面積が約350平方キロに及び、世界最大級の規模を誇る。今も噴煙を上げ続けている中岳をはじめ、多様な火山地形が広がっているのも特徴だ。
国内のほかの世界ジオパーク認定は、洞爺湖有珠山(北海道)、糸魚川(新潟)、山陰海岸(京都、兵庫、鳥取)、隠岐(島根)、室戸(高知)、島原半島(長崎)。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。