新潟県の10代男性と横浜市港北区の20代の男子大学生、神奈川県横須賀市の10代の女子高生が国内でデング熱に感染した疑いがあることが31日、新潟県や横浜市などへの取材で分かった。いずれも最近1カ月以内に海外渡航歴はなく、8月に東京・代々木公園周辺を訪れていた。全員、快方に向かっている。
新潟県や横浜市の機関が血液検査した結果、感染を示す陽性反応が出た。厚生労働省によると、国立感染症研究所(東京)が最終的に検体を確定検査しており、確定すればデング熱の国内感染は6人となる。新潟、神奈川両県以外にも複数の疑い例があり、9月1日午後にも結果を発表するという。
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