米軍基地移設反対に5千人余
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する集会が20日、埋め立て予定地に隣接する辺野古の浜で開かれた。市民ら5500人(主催者発表)が詰め掛け「子孫のため基地建設を止めよう」と、移設計画中止を求め声を上げた。
辺野古の浜は「基地建設許さない」「辺野古の海は人類の宝」などのプラカードを持った市民であふれた。海上には、海底ボーリング調査に反対するカヌー約20隻も展開。海上保安庁のボート4隻が遠巻きに警戒していた。
11月の県知事選に出馬表明した翁長雄志那覇市長も参加し「辺野古の海を埋め立てさせてはいけない。絶対に阻止しよう」と呼び掛けた。
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