東証急伸、07年以来の高値
19日の東京株式市場は円安ドル高の進行を好感した買い注文に支えられ、日経平均株価(225種)の終値が前日比253円60銭高の1万6321円17銭となった。2007年11月以来、約6年10カ月ぶりの高値をつけた。外国為替市場は約6年ぶりに1ドル=109円台をつけた。米経済の回復期待からドルを買い、円を売る動きが優勢となった。
円安により収益が増えるとの期待から、自動車や機械といった主力株が買われるなど大半の業種が上昇した。スコットランド独立の是非を問う住民投票が否決される見通しとなり、世界経済の混乱を懸念する見方が後退したことも寄与した。
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