【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は9日までに、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱の死者(疑い例を含む)が6日時点で計2296人に達したと発表した。WHOは「ギニア、リベリア、シエラレオネで感染の拡大傾向が加速し続けている」と警告した。
WHOは5日、死者が2105人に達したと発表していた。1日で190人以上増加した計算となる。
6日までに感染が確認されたか、疑われる患者は5カ国で計4293人。死者の内訳はリベリア1224人、ギニア555人、シエラレオネ509人、ナイジェリア8人。特にリベリアの増加が著しく、WHOは警戒を強めている。
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