5年11カ月ぶりの円安水準
5日の東京外国為替市場の円相場は一時1ドル=105円台後半をつけ、2008年10月以来約5年11カ月ぶりの円安水準となった。米国の景気回復への期待や、欧州中央銀行(ECB)の利下げを背景に円安が進んだ海外市場の流れを引き継いだ。
安倍政権の経済政策や日銀の大規模緩和を受けて、ことし1月には1ドル=105円台半ばをつけたが、その水準を更新した。その後は「急速に円安が進み、利益をいったん確定させるための円買いドル売りの動きも出た」(外為ブローカー)ため、円は下げ渋った。
正午現在は、前日比38銭円安ドル高の1ドル=105円32~33銭。
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