山口洋子さんが死去、77歳
「よこはま・たそがれ」などで知られる作詞家で直木賞作家の山口洋子(やまぐち・ようこ)さんが6日午前1時6分、呼吸不全のため東京都内の病院で死去していたことが15日分かった。77歳。名古屋市出身。葬儀・告別式は近親者で済ませた。喪主は妹安原多恵子(やすはら・たえこ)さん。
京都女子高を中退、東映ニューフェイスとして女優デビュー。その後、東京・銀座で高級クラブ「姫」を開業し、その傍ら作詞を始め、1971年に五木ひろしさんが歌った「よこはま・たそがれ」が大ヒットした。
80年代に小説の執筆を始め、85年に「演歌の虫」と「老梅」で直木賞を受賞した。
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