日本や韓国などが参加する中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の小委員会が、日本近海を含む北太平洋海域のクロマグロに関し、30キログラム未満の未成魚の漁獲量を2015年から半減することで大筋合意する見通しとなった。関係者が3日明らかにした。
議長国の日本が資源管理に向けて提案した規制強化策を各国が受け入れる方針を固めており、4日の最終日に合意する。
すしネタなどで人気が高いクロマグロは乱獲の影響で資源量が過去最低の水準に近づいている。規制強化で刺し身などの価格が一時的に上がる可能性もあるが、早期の回復に向けた資源管理が一歩前進する。
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