対イスラム国での結束を要請
【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は19日、過激派「イスラム国」と戦うイラク政府への支援を話し合う閣僚級討論会合を開いた。議長を務めたケリー米国務長官は、イスラム国壊滅に向けた米主導の有志国連合への結集を要請。「イランを含め、どの国にも果たせる役割がある」と述べ、イランに協調を促した。
オバマ米政権はイスラム国が拠点とする内戦下のシリア領内への空爆拡大を準備。シリアのアサド政権と関係の深いイランとの衝突を避ける狙いがある。
安保理は会合に合わせ、イスラム国を強く非難する議長声明を発表した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。