【ソウル共同】日中韓3カ国は11日、ソウルで外務次官級協議を開き、領土や歴史認識の問題で停滞している3カ国協力の機運を高め、関係強化を目指す方針で一致した。日中韓首脳会談の早期開催については合意に達しなかった。韓国外務省によると、3カ国は外相会談の年内開催を模索することでは足並みをそろえた。
日中韓首脳会談の開催は2012年5月の北京が最後。安倍晋三首相、中国の李克強首相、韓国の朴槿恵大統領の就任後は開かれていない。3カ国が実現に向け、どこまで意見調整を図れるかが今後の焦点になる。
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