北海道に大雨特別警報
低気圧の影響で11日、北日本と東日本を中心に広範囲で大気の状態が非常に不安定となり、各地で局地的に1時間80ミリ以上の猛烈な雨が降った。気象庁は、北海道の一部に大雨の特別警報を出し、土砂災害や川の氾濫などに最大級の警戒を呼び掛けた。札幌市では土砂でふさがれた道路の復旧現場に車が突っ込み、作業員1人が死亡、4人がけがをした。
特別警報は札幌市などを範囲とする石狩地方全域のほか、空知と胆振両地方の一部に発表。同日午後には札幌、千歳、苫小牧の3市を残して解除し、空知地方は対象地域がなくなった。札幌市や岩見沢市などの約45万世帯、約90万人に避難勧告が出された。
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