広島、10月上旬までに土砂撤去
広島市の土砂災害で、市と広島県などは5日、被災地域の道路や宅地に残った土砂、がれきの撤去と、ライフラインの復旧作業を9月下旬から10月上旬をめどに終えるとした工程表を発表した。
2014年度末までに、大きな被害が出た安佐南区八木、緑井の両地区で、土砂災害防止法に基づく「警戒区域」を指定。15年度末までに、今回の災害で堆積した土砂の流出を防ぐための砂防ダムを増設する。
工程表を基に、避難している住民は自分の住む地域の現状を把握し、生活再建をどのように進めるか考えるのに役立ててもらう。市は今後、住民説明会を開く。
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