【ワシントン共同】米国務省高官は14日、米メディアに対し、中東の複数の国がイスラム教スンニ派の過激派「イスラム国」に対する米軍主導の空爆に参加する意向を伝えてきたと明らかにした。具体的な国名は挙げなかった。米メディアはアラブ首長国連邦(UAE)やサウジアラビアの可能性を指摘している。
これに対し、イラクのマスーム大統領は同日、AP通信に、アラブ諸国が空爆に加わる必要はないとの見解を示した。
一方、ケリー国務長官は14日放映の米CBSテレビのインタビューで、中東やそれ以外の複数国が地上部隊の派遣を申し出たことも明らかにした。
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