英からの独立、賛否割れ接戦
【グラスゴー共同】英国北部スコットランドの独立の是非を問う住民投票が18日、実施される。世論調査では賛否が割れ、接戦とみられる。賛成が過半数になれば、1707年のイングランドとの統合以来、約300年ぶりの独立が決まる。
独立なら、英ポンド下落など経済混乱が予想され、英国の国際的影響力が低下、キャメロン首相は辞任圧力にさらされそうだ。世界各地でくすぶる独立運動も勢いづかせ、英国内の北アイルランドやウェールズに波及する可能性も指摘される。
キャメロン首相は土壇場になって自治権拡大を約束。英政界は与野党挙げて残留の働き掛けを強めている。
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