TPP首席会合始まる
【ハノイ共同】日米など12カ国が参加する環太平洋連携協定(TPP)交渉の首席交渉官会合が3日、ベトナム・ハノイで始まった。10日までで、知的財産や国営企業など難航している分野を中心に各国の意見を調整する。日本からは鶴岡公二首席交渉官が出席した。
鶴岡氏は会合前、記者団に「残されている問題は少なくないし、容易でもない。しかし、各国の早期妥結という目標は一致しており、その実現に向けて努力したい」と述べた。
交渉を主導する日米は、北京でアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が開かれる11月ごろをめどに大筋合意することを目指している。
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