オバマ米大統領、中央軍視察
【ワシントン共同】オバマ米大統領は17日、過激派「イスラム国」に対する空爆作戦などを実施している南部フロリダ州タンパの中央軍司令部を視察した。同軍はイスラム国壊滅を目指す包括戦略に基づく本格作戦に着手。これまでの想定に反し、米軍が地上戦へのより強い関与に迫られる懸念も出始めた。
オバマ氏はオースティン中央軍司令官によるシリア領内への空爆拡大の計画などについて説明を受けた後、司令部でイスラム国に関し演説。「最高司令官として米軍にイラクで新たに地上戦をさせることはない」と述べ、地上戦闘部隊の派遣をあらためて否定した。
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