オバマ大統領、シリア空爆承認へ
【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は9日、政府高官の話として、オバマ大統領が過激派「イスラム国」に対するシリアでの空爆を承認する方針を固めたと報じた。オバマ氏は10日夜(日本時間11日午前)にホワイトハウスから国民向けにテレビ演説し、イスラム国に対抗する包括戦略を公表する予定で、この中で言及する可能性もある。
これまでシリア内戦介入に消極姿勢を示してきたオバマ政権が空爆に踏み切れば、外交・安保政策の大きな転換点となる。米世論は、イスラム国による米国人ジャーナリスト2人の惨殺後、シリア空爆容認に傾いている。
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