ゲリラ豪雨や土砂崩れなど異常気象による災害が激化していることを受け、政府が、突発的な自然災害に対する早期予測システムの構築に乗り出すことが23日分かった。大学や研究機関が持つ技術を結集して開発する計画で、2015年度の概算要求に盛り込む。ゲリラ豪雨については20年までに、雨が降り始める前の予測を目指す。
広島市の土砂災害では、積乱雲が連続して発生する「バックビルディング」という現象が起き豪雨になったとみられるが現状では予測は困難。
計画は防災科学技術研究所を中核とし、文部科学省や国土交通省、気象庁などの関係省庁や大学、民間企業が連携する態勢を整える。
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