死者70人に、懸命の捜索続く
広島市の土砂災害から1週間が経過した27日、広島県警は新たに4遺体を発見し、死者が70人になったと発表した。すでに見つかっていた死者のうち、安佐南区八木、会社員古井滋さん(42)と妻の香織さん(39)、娘で中学3年の志津さん(15)の身元が確認された。行方不明者は18人となった。
警察や消防、自衛隊は被害の大きい安佐南区の八木、緑井の両地区を中心に懸命の捜索を続けた。避難所では依然として住民1400人近くが生活している。
約20人が避難している安佐南区の山本小では、避難所となっている小学校として初めて、27日に授業を再開した。
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