愛知の市議、初公判で無罪主張
【広州共同】中国広東省広州市で、麻薬運搬の罪に問われた愛知県稲沢市議の桜木琢磨被告(70)の初公判が26日午前、広州市の中級人民法院(地裁)で開かれた。桜木被告は罪状認否で「罪を認めません」と無罪を主張した。
公判は27日までの2日間で結審する予定。判決は早ければ3カ月以内に言い渡される。中国の刑法では50グラム以上の覚せい剤運搬の最高刑は死刑で、桜木被告は約3・3キロを運搬したとして起訴されており、検察側は厳しい刑を求める方針。
桜木被告は「スーツケースの中身もチェックしたが、覚せい剤が入っていたことは知らなかった」と一貫して否認している。
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