【カイロ共同】シリア北部で過激派「イスラム国」に湯川遥菜さん(42)=千葉市花見川区=が拘束されたとみられる事件で、反体制派武装組織「イスラム戦線」筋は23日、解放交渉のために4人の仲介役をイスラム国の拠点に送ったが、戦闘中との理由で、イスラム国は実質交渉に応じなかったと明らかにした。
共同通信の電話取材に答えた。事件発覚から24日で1週間。イスラム戦線は「捕虜交換」による解放を目指しているが、長期化を懸念する見方も出ている。イスラム戦線筋は「(現在の)戦闘が終わるまで、イスラム国は交渉に応じないだろう」との見通しを示した。
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