気象庁は22日、日本海付近に前線が停滞し、各地で大雨をもたらす大気の状態が8月末ごろまで続くとの見通しを明らかにした。広島市で土砂災害を起こした20日と同程度の雨が降る恐れは今後もあるとしている。
気象庁は、23日も前線に入る暖かく湿った空気や上空の寒気の影響で全国的に大気の状態が不安定になるとして、大雨による土砂災害や河川の氾濫に警戒を呼び掛けた。竜巻などの突風や落雷にも注意が必要としている。
悪天候の影響で西日本は8月の日照時間が平年比50%以下と統計史上最少の水準で推移。月末まで悪天候が続けば最少だった1980年を下回る可能性もあるという。
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