大手予備校の代々木ゼミナールが全国の校舎の7割に当たる20校舎前後を来春にも閉鎖する方針であることが23日、代ゼミへの取材で分かった。少子化による受験生減少などが背景とみられる。
代ゼミによると、閉鎖の対象は、仙台、大宮(埼玉県)、横浜、京都、神戸、小倉(福岡県)、熊本の各校舎など。20日、講師らに理事長の方針が伝えられた。
閉鎖する校舎では来春以降の生徒募集はしない。東京の本部校、札幌、新潟、名古屋、大阪南、福岡の各校と芸術大受験専門の造形学校(東京)は残す。
代ゼミは1957年に創立。駿台予備学校、河合塾と並び三大予備校といわれた。
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