STAP再現できずと中間発表
STAP細胞の存在の有無を確かめる検証実験で理化学研究所は27日、小保方晴子氏らの論文に記載された手法では、細胞に万能性の目印となる遺伝子が働いたことを確認できず、STAP細胞は再現できていないとする中間結果を発表した。細胞の有無の判断には至っておらず、検証実験は当初予定通り来年3月末まで続ける方針。
検証チームの丹羽仁史プロジェクトリーダーらが東京都内で記者会見して明らかにした。6月末から参加した小保方氏の実験結果は明らかにされていない。小保方氏は第三者の立ち会いのもと、11月末まで実験を続けるという。
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