死者46人、不明41人に
広島市の土砂災害で、発生直後の20日未明から安佐北区、安佐南区の住民約16万4千人を対象に出ている避難勧告・指示が23日も継続した。避難所には同日夜も約1700人が身を寄せた。天気は安定せず、広島地方気象台は24日にかけて現場周辺での雷雨を予想。二次災害を警戒しながら懸命の捜索が続いた。
県警は23日、新たに6人の遺体が見つかったほか、重体だった男性1人も死亡し、死者が49人になったと発表した。安否不明者と連絡が取れるなどしたため、行方不明者は2人減って41人。広島市は安否確認を急ぐため、不明者の氏名の公表に向け検討を始めた。
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