中国戦闘機が米哨戒機に異常接近
【ワシントン共同】米国防総省のカービー報道官は22日の記者会見で、中国軍の戦闘機が19日、南シナ海上空の国際空域で米軍の対潜哨戒機P8に「30フィート(約9メートル)以内」の距離まで異常接近したと公表した。
ローズ米大統領副補佐官は22日記者会見し、中国機による異常接近を「明らかな挑発行為」と批判し、中国政府に直接、抗議したことを明らかにした。
カービー氏によると、異常接近は19日、中国の海南島から約135マイル(約217キロ)東の空域で発生。通常の任務で飛行していたP8に中国機が挑発的な接近飛行を繰り返したという。
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