文部科学省は25日、小学校6年と中学3年の全員を対象に、4月に実施した2014年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。都道府県別の平均正答率(公立のみ)で、下位3県の平均と全国平均の差が昨年度より縮まり、文科省は「学力の底上げが進んでいる」と分析している。
都道府県別では秋田と福井が例年通り上位となったが、下位が続いていた沖縄は小学校の成績が大幅に改善した。無解答率が20%以上の設問は、昨年度は16問だったが、今回は4問に減った。
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