72時間経過、死者42人に
広島市の土砂災害は23日未明、生存率が著しく下がるとされる発生から72時間が経過、被災した住民の多くが初めての週末を避難所で迎えた。二次災害の恐れもある中、警察や消防、自衛隊による捜索態勢は3千人超に拡充。続々とボランティアも支援に駆け付け、捜索の障害となる泥や、がれきの除去に当たった。
広島県警は同日、新たに2人の遺体が見つかり、死者は計42人になったと発表した。死者のうち、新たに広島市安佐北区三入南2丁目、無職坂原昭夫さん(83)ら2人の身元が確認され、身元が判明した人は36人。安否の分からなかった人と連絡が取れるなどしたため行方不明者は43人に。
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