首相、広島の災害視察を中止
首相官邸は24日、安倍晋三首相が同日に予定していた広島市の集中豪雨による土砂災害現場の視察を中止すると発表した。広島市の悪天候により、現場で混乱が生じる可能性があるためとしている。後日、首相の視察を再調整する。
首相は当初、自衛隊のヘリコプターに乗り、多数の死者、行方不明者が出るなど被害の大きかった同市安佐南区と安佐北区の状況を上空から確認。湯崎英彦広島県知事、松井一実広島市長から県庁で被災の現状や課題に関する説明を受け、政府の現地対策本部訪問や、避難所となっている安佐南区の小学校で被災者を激励する予定だった。
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