広島災害、死者40人不明47人
局地的豪雨による広島市の土砂災害で、広島県警は22日、新たに1人の遺体が見つかり、死者は40人になったと発表した。安否が分からなかった人と連絡が取れるなどして、行方不明者は47人。
広島市に大雨警報は出されたままで、安佐南区と安佐北区に設けられた避難所には、最大で住民約2400人が避難した。
市災害対策本部によると、安佐南区八木地区では2人が見つかり、うち1人は心肺停止の状態の女性で、別の1人の生死は不明としている。
県警などによると、死亡・行方不明者の87人のほか、把握できていない被災者がいる可能性もあり、さらに増える恐れがある。重軽傷者は66人。
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