印首相、安保協力関係格上げを
【ニューデリー共同】インドのモディ首相は29日、首都ニューデリーの首相公邸で、30日からの日本初訪問を前に日本メディアと会見し「安全保障分野での両国の関係を格上げする時期に来た」と述べ、日本からの防衛装備品の移転や海上共同訓練で関係強化を進める必要性を強調した。
安倍政権が4月に武器禁輸政策を見直したことを評価。「日印双方はあらゆるレベルで防衛交流を強化し、頻繁に海上訓練を継続する」と語った。
インドは、台頭する中国をにらんで軍事力を増強。5月に政権交代で就任したモディ氏は日本と安保上の強い結び付きを維持する姿勢を鮮明にした。
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