【ナイロビ共同】アフリカ中部のコンゴ(旧ザイール)のカバンゲ保健相は24日、北西部の赤道州でエボラ出血熱の感染者が確認されたと発表した。AP通信が伝えた。カバンゲ氏によれば、医療従事者5人を含む13人がエボラ熱で死亡したとみられ、別に11人が発症。約80人の健康状態を調査しているという。
一方、カバンゲ氏は西アフリカで流行し、1400人以上を死亡させたエボラウイルスとは種類が異なると指摘。西アフリカからの感染拡大ではなく、別の流行が並行して始まった可能性がある。世界保健機関(WHO)は、コンゴ国外の専門機関で精査していると説明した。
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