気象庁は23日、前線の影響で、北日本から西日本にかけての広い範囲で大気が非常に不安定な状態が続き、局地的に激しい雨となる恐れがあるとして、土砂災害や河川の氾濫などに警戒するよう呼び掛けた。
23日未明から早朝にかけて、岐阜県八百津町で1時間に59・5ミリ、和歌山県有田川町で46・5ミリの激しい雨が降った。
気象庁によると、北海道から西日本に延びた前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む一方、日本付近の上空6千メートルにはマイナス9度の寒気が入り、大気が非常に不安定になっている。
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