気象庁は25日、東日本から西日本の広い範囲で大気が不安定な状態が続き、雷を伴う激しい雨が降る恐れがあるとし、土砂災害への注意を呼び掛けた。北海道も、これまでの雨による河川の増水や氾濫の危険があるとし、警戒を求めた。
気象庁によると、黄海から北陸にかけて前線が停滞し、暖かく湿った空気が流れ込んでいる。東日本や西日本では、局地的に雷を伴って1時間に30~40ミリの雨となる可能性がある。
土砂災害による行方不明者の捜索活動が続く広島市など中国地方でも、激しい雨が降る恐れがある。これまでの雨で地盤が緩んでいる場所があり、土砂災害への注意が必要とした。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。