理研再生研、規模半減で幹部一新
理化学研究所は27日、STAP細胞問題の舞台となった発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の規模を半分程度に縮小し、竹市雅俊センター長ら幹部を一新させて存続させることを明らかにした。
野依良治理事長が、研究不正の再発防止のために策定した行動計画として下村博文文部科学相に報告した。理研本部の首脳陣の管理責任には触れていない。
センターの名称は11月までに「多細胞システム形成研究センター(仮称)」と変更する。
高橋政代プロジェクトリーダーらによる世界初の人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った網膜再生の臨床研究は重点的に進める。
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