土砂災害、不明28人の氏名公表
広島市の土砂災害で、市は25日、国や広島県との合同会議で、市が行方不明者として把握している住民の氏名公表を決めた。広く情報提供を求めることで災害に巻き込まれていない住民を確認し、難航する捜索活動に役立てる狙いがある。市は同日、行方不明者28人の氏名を公表した。
市は、個人情報に関する条例との兼ね合いもあり、行方不明者名を公表していなかったが、政府から早期の安否確認を求められ、検討していた。
県警は25日、新たに2人の遺体が見つかり、死者は計52人になったと発表した。
安倍晋三首相は25日に広島入りし、災害現場を視察、避難所を訪ねた。
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