【北京共同】中国の民間友好団体、中国人民対外友好協会の李小林会長が9月下旬と10月上旬、大阪と東京を相次いで訪れる方向で調整していることが25日、分かった。複数の日中関係筋が明らかにした。
李氏は習近平国家主席に近い重要人物。11月の北京でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の場を利用した日中首脳会談開催をにらみ、日中関係打開を模索する中国側の動きが本格化している。
李氏はこれまで訪日した際には、安倍晋三首相や麻生太郎副総理らと秘密裏に会談している。今回調整中の訪日でもAPECに向けた極秘協議が行われる可能性が高い。
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