都立高校の入試で採点ミスが相次いだ問題で、東京都教育委員会は28日、2012年から14年まで3年分の答案を再調査した結果、175校のうち9割を超える165校で採点ミスが見つかったことを明らかにした。
ミスは3054件に上り、本来は合格していたのに不合格となった受験生は18校の22人だった。22人が希望した場合、合格していたはずの高校への入学を認める。
175校は全日制のほか、定時制、通信制も含まれる。
都教委はこれまで、13年と14年の不合格者らの答案を調査。採点ミスは2211件あり、本来は合格なのに不合格となった受験生が16校の18人と公表していた。
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