政府は、インドとの外務、防衛当局の次官級対話を格上げし、閣僚級協議を創設する方向で最終調整に入った。安倍晋三首相が9月1日に東京都内で開くモディ首相との会談で合意を目指す。政府筋が21日、明らかにした。安全保障分野での関係を強化し、アジア太平洋地域で権益拡大を目指す中国をけん制する狙いがある。
中国が、スリランカなど南アジア諸国へのインフラ支援を通じてインド洋での影響力拡大を図っており、対抗策が必要と判断した。
外務・防衛閣僚級協議が実現すれば米国、オーストラリア、ロシア、フランスに次ぐ開催となる。
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