【ファーガソン共同】米中西部ミズーリ州ファーガソンの白人警察官による黒人青年射殺事件で、ニクソン州知事は21日、現地に動員した州兵の撤退を指示した。たびたび暴徒化した住民の抗議活動も沈静化に向かい、警察だけで対応できると判断した。
州兵は装甲車など数台を持ち込んだ。しかし重武装の警察が住民の反発を招いた経緯から、前面には出なかった。オバマ大統領も「限定的」な活動にとどめるよう州知事に求めていた。
警察によると21日までの逮捕者は163人に上った。ファーガソンの住民は7人にとどまり、州外の人々も多かった。
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