死亡50人、不明38人に
広島県警は24日、土砂災害の死者が1人増え、50人となったと発表した。行方不明者は38人。広島市内では断続的に雨が降り、二次災害の恐れから警察や消防、自衛隊の捜索活動が度々中断した。がれきの除去などに当たるボランティアの多くも活動を中止した。
安佐北区の三入南で発生した土石流が時速40キロに達したとみられることが砂防学会の現地調査で判明。
県警によると、死者のうち新たに広島市安佐南区で室屋敏夫さん(83)と藤井麻緒さん(53)、藤井さんの母弥生さん(81)、斎藤要子さん(73)の身元を確認し、身元が分かった人は42人となった。
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