広島に再び雨、二次災害警戒
局地的豪雨による広島市の土砂災害で22日、新たに行方不明者が1人増え52人となった。死者39人と合わせ、死亡・行方不明者は91人。市内は朝から再び雷雨となって大雨警報が出され、市は新たな避難指示を出した。捜索を一時中断していた警察や消防、自衛隊は再開したが、二次災害の危険もあり、救出活動は困難を極めている。政府は激甚災害指定の方向で調整に入った。
災害発生から3日目を迎え、生存率が著しく下がるとされる「発生から72時間」まで残り1日を切った。
広島県警は22日、身元不明死者8人のうち1人について、広島市の高校3年鳥越康太さん(17)と確認したと発表。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。